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休養

休養
( きゅうよう )

消極的な休養と積極的な休養について。
休養は、疲労の回復をメインとする比較的短時間で消極的な活動と、体力や精神状態を向上し将来のための基礎を準備・備蓄する積極的な活動に分けられる。
また、休養の内容を時間や環境、上記の積極的な活動や消極的な活動などの因子に分類した研究では、人の状態や精神傾向はそれぞれ異なる休養因子の影響を受けたり、関連を持つことが指摘されている。


【消極的な休養】
疲労回復を目的とする活動で、一般的に良く見られる 睡眠や家でのごろ寝などが消極的な休養。
一日二日など短期的に行うことで疲れが癒され、エネルギーの回復に有効となるが、消極的休養が長期的に続いてしまう状況ではかえって疲労感が蓄積され、疲れやだるさ、頭痛などの訴えが多いことが報告されている。これだけではストレスに対抗できる力は準備されない。

【積極的な休養】
運動や社会参加、あるいは趣味などの活動を行うことが積極的休養。
体力気力や生きがい目標は、積極的休養を通して養われ、ストレスに立ち向かう為の力が準備、備蓄されていく段階となる。


疲労を取り、エネルギーの回復が必要な段階(消極的な休養)と体力や気力を上げるための段階(積極的な休養)を組み合わせて行うことが休養の「質」を上げ、自身のストレス対処力を高めていく事となる。

 

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