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自殺未遂者の内、初めての人で8割、繰り返した人で7割が睡眠不足を自覚

2005年7月

自殺を図った人の7−8割が睡眠不足を自覚し、実際に5時間前後しか寝ていなかったことが、日本医科大精神神経科の伊藤敬雄講師らの調査で分かった。初めて自殺を図った人で8割が、繰り返した人でも7割が睡眠不足を自覚していた。

調査は2003年8月から2004年12月の間、日本医科大多摩永山病院の高次救命救急センターに運ばれた自殺未遂者347人のうち、311人(男性93人、女性218人)を対象に実施。初めて自殺を図った人(134人)と繰り返した人(177人)に分け、過去1週間の睡眠時間などを調べた。

調査の結果、初めての人の84%、繰り返した人の72%が睡眠不足を自覚していたことが分かった。頻繁に悪夢を見た人はそれぞれ65%と43%、就寝前に睡眠薬などを服用したのは34%と89%だった。

平均睡眠時間は初めての人が4.6時間、繰り返した人が5.7時間で、成人が必要とする8時間の6割弱から7割強と少なかった。

就寝時間も午前1〜2時台と遅く、寝付くまでに1時間弱〜1時間半かかり、途中で目を覚ます回数も2回前後だった。

 

(一言コメント)
 睡眠障害。 これは、早期発見の大きなポイントになります。
 上司の役割として重要な早期発見、早期対処。
 自分の部下が睡眠障害に陥っていないかどうか、どのように確認しますか?
 もし、自分の部下が睡眠障害に陥っていた場合、どのように対処しますか?
 やはり、基本的な知識の理解は必須ですね。
 ご参考までに オーダーメイド研修 のページをご覧ください。

 

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