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うつ病など気分障害の患者数が110万人を突破(平成26年「患者数調査」:厚生労働省)

2016年1月

厚生労働省は12月17日、「平成26年患者調査」の結果を発表した。
これによると、うつ病などの気分障害で、医療機関を受診している総患者数は
111万6千人と、調査を開始して以来、最多となった。

前回調査の平成23年(95.8万人)に比べると、およそ16%の増加であり、
気分障害が調査に追加された平成8年(43.4万人)と比較すると、
実に2.6倍の数値を示した。特に患者数の増加が多かった糖尿病(約1.5倍)、
高血圧性疾患(約1.4倍)と比べても顕著であることが分かる。

年代別に見ると、トップは40代で、全体の19.6%を占めていた。
この数値は平成26年の人口構成比(40代は全体の14.5%)を大きく上回る。
以下順に、60代(全体の17.3% 人口構成比14.3%)、
50代(15.4% 人口構成比12.2%)と続き、40代から60代といった壮年層の割合が高く、
いずれも人口構成比より高い数値となっている。

この結果から、いわゆる勤労世代の中でも、特に職場の中核となる40代、50代で
メンタルヘルス障害の発症者が多いことが見て取れる。
職場においても、発症予防のための具体的な対策が求められる。

報道発表(厚生労働省)

 


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