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40代の3割が睡眠で休養が充分に取れていない(平成26年「国民健康・栄養調査」の結果公表)

2015年12月

厚生労働省は、12月9日、平成26年の「国民健康・栄養調査」の結果を公表した。

この調査は、国民の身体の状況、
栄養摂取量、及び生活習慣の状況を明らかにする目的で、毎年実施しているもの。
項目の一つとして、睡眠時間の状況も含まれている。

今回の調査では、
過去1ヶ月の一日の平均睡眠時間について、
全世代では6〜7時間と回答した者の割合が最も高く、男性34.4%、女性33.9%であった。

これを年齢別に着目し、平均睡眠時間の内訳をみると、
平均睡眠時間が5時間未満であった割合は、
男女ともに40代が10.9%(全世代では男性7.2%、女性8.2%)と突出している。
6時間未満まで範囲を広げてみると、
男性では40代の46.6%、20代の44.4%が、
女性では50代の51.3%、40代の48.8%が該当しており、
この世代が相対的に睡眠時間が短いことが見て取れる。

また、睡眠で休養が充分に取れていないと感じている者は全体の20.0%にのぼったが、
特に40代については、ほぼ3人に1人(32.5%)という高い数値が出ている。

上記の結果からでは、平均睡眠時間と休養が取れていることの相関性を一概に判断することは出来ないが、
働き盛りである40代は睡眠時間が少なめであり、
休養をしっかりと取れていない傾向があることがわかる。

厚生労働省では、平成25年からの「健康日本21(第2次)」にて、
睡眠による休養を十分に取れていない者の割合を、
平成34年までに15%に減少させることを目標としている。

睡眠はメンタルヘルスに大きく影響する。
特に働き盛り世代の睡眠の確保が望まれるところである。

報道発表(厚生労働省)

 


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