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21年度の精神障害に係る労災認定は234人−厚生労働省

2010年7月

仕事のストレス等が原因で精神障害に罹ったとして、平成21年度に労災を請求した人は、昨年度の落ち込みから
一変、過去最大の1136人(前年比+22.5%)に上った。
ただし支給決定された人については、234人(-13.0%)と、84件減少したことが厚生労働省のまとめで分かった。

業種別では、前年度比の増加がみられたのは、建設業(+18%)に次いで、飲食店、宿泊業(+7%)。減少がみられた
のは、教育・学習支援業(-67%)、農・林・漁・鉱業(-33%)であった。

職種別では、前年度比の増加はみられず、サービス職業従事者(-48%)に次いで、運輸・通信従事者(-20%)であった。


厚労省発表 : 平成21年度における脳・心臓疾患及び精神障害等に係る労災補償状況について
                          〜精神障害等に係る労災請求件数が前年比2割超の増加〜

【一言コメント】

精神障害等に係る労災認定(支給決定)件数は、請求件数の増加に比例せず234人(-13.0%)と、35人減少しました。

今回、厚労省が発表する請求件数、認定件数の内訳(業種別・職種別・時間外労働別)について、統計局労働力調査
の就業者割合を元に分析してみた結果、以下の傾向があることが明らかになりました。

  ・「専門的・技術的職業従事者」と「管理的職業従事者」は支給決定率が高い
  ・「月あたりの時間外労働時間が80時間」を超えた請求者の支給決定率は高い

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<参考グラフ>

業種別にみた支給決定者の人数割合と支給決定率


職種別にみた支給決定者の人数割合と支給決定率


時間外労働時間別にみた支給決定者の人数割合と支給決定率

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