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うつ病患者のアドヒアランス(能動的な治療参画)の実態

2007年8月

グラクソ・スミスクライン株式会社(社長:マーク・デュノワイエ、本社:東京都渋谷区)は、2007年6月、うつ病患者の「アドヒアランス(※1)」の実態を明らかにするため、最近1年間に抗うつ薬を処方された20歳から59歳までのうつ病患者を対象に、抗うつ薬の服用実態、うつ病や抗うつ薬についての理解、医師とのコミュニケーション、周囲のサポートについてアンケート調査(※2)を行った。

詳しくは→ http://glaxosmithkline.co.jp/press/press/2007_07/P1000418.html

 

※尚、「医師との双方向コミュニケーション」の内容について、グラクソ・スミスクラインに問い合わせたものを以下に補足。

●主治医とのコミュニケーション・周囲のサポート
「主治医とのコミュニケーション良好群と、不良群と比較して服薬遵守率が高い」内で、
「主治医の要素」と「患者自身の要素」二つに分けて質問しているが、各要素の質問項目は下記の通り。
◆主治医の要素(患者の主観ベース)
『1.説明が分かりやすいか2.納得するまで説明してくれるか3.質問しやすい雰囲気を作っているか4.患者の意向を考慮しているか』
◆患者自身の要素
『1.自分の症状を主治医にきちんと伝えているか2.治療について不明・不安な点は尋ねているか3.治療について自分の希望を伝えられているか4.具体的な治療目的について話し合ったか』

 

※1 「アドヒアランス(adherence)」とは
「コンプライアンス(服薬遵守)」という医師主導型の概念より一歩進んで、患者が治療法や治療方針を理解・納得し、より能動的・積極的に治療へ参画できる状態をあらわす概念。

※2 調査概要
調査名: うつ病患者のアドヒアランス実態調査
調査目的: うつ病患者の服薬状況や治療姿勢に関わる要因を明らかにし、患者が最適な治療を受けられる医療の実践に寄与することを目的とする。
調査項目: 抗うつ薬の服用実態、うつ病や抗うつ薬についての理解、主治医とのコミュニケーション、周囲のサポート
調査時期: 2007年6月
調査地域: 全国
調査対象: 最近1年間に、うつ病治療のために抗うつ薬を処方された20歳以上の男女
調査方法: インターネット調査

 

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