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2007年6月
6月15日午前、政府閣議によって決定した、2007年版「障害者白書」によると、精神障害を持つ人の数は02年から約45万人増の303万人となり、初めて300万人を超えたことがわかった。
精神障害を持つ人のうち、在宅(通院)は02年から44万人も増えて約268万人、施設入所は1万人増えて約35万人になった。 これは、高齢化に伴うアルツハイマー病の増加も精神障害の急増の原因になっている可能性が考えられる。 尚、疾患別では、躁鬱病などの「気分(感情)障害」が増加し、33.3%で最も多かった。 (参考;知的障害者は02年から約9万人増の55万人)
白書をまとめた内閣府は、「現代社会のストレスの増加や心療内科の増加などで医療機関を受診しやすくなったからではないか」と見ている。
(参考データ) 障害者白書 http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/index-w.html