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メンタルヘルス最新ニュース

ホワイトカラーエグゼンプション(労働時間等規制の適用除外)の導入検討

2006年2月

近年のホワイトカラーの働き方が変わってきている中で、賃金体系も変革を求められています。モバイルワーク環境の充実もあり、労働時間と非労働時間の境界が曖昧になってきていたり、多様な働き方や、仕事と生活の調和を実現する上でもいままでのように時間に対する報酬よりも成果に対する報酬を支払う賃金制度の導入が検討されています。

この制度はもともとアメリカで採用されているホワイトカラーの労働体系で、主に事務系(ホワイトカラー)への適用が考えられています。

一見、現代の働き方に合った制度のようにも見えますが、運用を間違えるとサービス残業の合法化になりかねなかったり成果をどのように具体的にするかなど、まだまだ検討する余地がありますが、実現すればより自由なワークライフを提供できるようになるはずです。

 

(一言コメント)

日々、職場の皆様のサポートを進めている中で感じることは、勤務形態の違いによって、メンタルヘルスに影響を及ぼすことがあるという事実です。

例えば、フレックスタイム制度や裁量労働制などは、日々の規則正しい生活習慣が乱れ、更には、職場での状況把握が困難になり、ラインケアも思うように推進できないなど。制度の有効性もいろいろと考えられますが、反面、あらゆる側面に悪影響を及ぼす可能性も抱えています。

上記のような制度を導入する際、もしくは、すでに導入されている職場においては、絶えず、状況を把握しておく必要性が考えられます。

ご参考までに 職場分析の方法 をご覧ください。

 

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