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内観療法

内観療法
( ないかんりょうほう )

森田療法とともに、日本で生まれた数少ない精神療法の一つ。過去の自分の行動や生活態度を対人関係を通して振り返り、真実の自己を発見することによって、様々な気づきや洞察が得ようとするもの。それによって心身症不安障害うつ病や心因性精神障害、アルコ−ル依存症、薬物依存症、ギャンブル依存症、神経性過食症買い物依存の様々な精神疾患の回復を促そうとするもの。
内観療法には一定条件のもとで1週間を基本として行なわれる「集中内観」と日常生活のなかで継続的に短時間ずつ行なう「日常内観」とがある。
具体的には、集中内観は、午前6時から午後9時まで1日15時間、内観だけに集中して7日間を1ク−ルとして行われ、内観の合間に治療者はクライアントに対して1〜2時間おきに3〜5分の面接を行うとされる。
内観は、小学生時代より現在までを3年間ずつに区分し、まず最初に母親を対象人物として、「してもらったこと」、「して返したこと」、「迷惑をかけたこと」、の3つのテ−マについて具体的事実を想起し、その後対象人物を変えて進められる。

 

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