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よい睡眠が健康をもたらす−厚労省「健康づくりのための睡眠指針2014」を公表

2014年4月


厚生労働省は、3月31日、「健康づくりのための睡眠指針2014」を公表した。
「睡眠指針」については、平成15年に一度策定されているが、10年以上経過した中で、睡眠に関する科学的根拠が蓄積されていること、また、平成25年度から「健康日本21(第二次)」を開始しており、健康に及ぼす睡眠の重要性をより啓発していく必要があることから、今回、新たな指針の策定となった。
今回の指針は、前回の7箇条から12箇条に増加している。いずれも科学的根拠に基づいており、若年層、勤労者、高齢者の3つのライフステージごとに、よりよい睡眠のための注意点、アドバイスを記載した点が大きなポイント。また、生活習慣病、こころの健康と睡眠との関連についても充実した記載となっている。
特にメンタルヘルスとの関連については、うつ病の症状の一つとして睡眠の不調があることを明記。睡眠による休養感がない場合はうつ病の可能性が高いほか、不眠は抑うつを促進させる恐れがあることを、様々な研究結果を元に示している。
睡眠の質の向上には、生活リズムの改善、環境づくりが重要であるが、もし、眠れないという悩みが強い場合は、医師、保健師などに相談することも大切であるとしている。

「健康づくりのための睡眠指針2014」

 

【一言コメント】
平成15年3月に「健康づくりのための睡眠指針〜快適な睡眠のための7箇条〜」を厚生労働省が発表、今回約10年が経ち、新たに策定したもの。
メンタル不調の方は、睡眠がうまくとれない悩みをかかえていることが多く、弊社がサポートをしているメンタル不調の方々も不眠を解消することによって、状況の改善が叶うことが多々あります。
中には、PCやスマホの扱い方によって自ら不眠を作り出してしまっている事例があります。今回の指針では、そこにも言及をし、若年世代の不眠の改善を図ろうとしています。
平成15年のものに比べ、比較的具体的な内容で書かれていますので、貴社でも有効活用をし、社員の睡眠を改善されてはいかがでしょうか。

 

 

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