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2006年8月
独立行政法人「労働者健康福祉機構」が全国20ヶ所の労災病院にて実施されている「勤労者心の電話相談」(無料)の相談内容を取りまとめた結果、労働者とその家族からの相談件数が前年比17%増の19,178件になったことがわかりました。
相談内容に関しては、「上司との人間関係」に関する相談が1,685件で最も多く、次いで「同僚との人間関係」に関する相談が957件で、職場における人間関係についての相談が多くなっています。
相談者は30代が19.9%で最も多く、次いで40代が19.5%、50代が12.5%の順となりました。
(一言コメント)
今回は、発表された情報内容と言うよりは、この「労働者健康福祉機構」について。
「労働者健康福祉機構」は独立行政法人として活動をしている組織で、勤労者「心の電話相談」のほか、深刻な相談については対面型カウンセリング等も行っており、全国の労災病院の精神科、心療内科、勤労者メンタルヘルスセンター等の診療科とも連携し、勤労者のメンタルヘルス不全予防対策を推進しています。
企業様にとっては、従業員の方々にとっての 相談窓口 の選択肢として、把握をされても良い内容かもしれません。
ただし、電話に関しては、時間帯によって話中になること、また、面談に関しては、予約待ちになることが考えられますので、ご注意ください。