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うつ病などの精神障害の労災認定が過去最多を更新

2005年6月

厚生労働省の調べによると、2004年度の労災補償状況で、うつ病などの精神障害による労災請求が全国で524件、労災認定は130件と、それぞれ過去最多を更新したことが分かった。
これまで最多だった03年度に比べ、労災請求で77件、労災認定で22件の増加した。労災認定の130件には45件の自殺・自殺未遂が含まれ、これも過去最多だった。一方、過労死の労災認定は150件で、ほぼ横ばいだった。

労災認定の内訳は以下のとおり。

 

業種別:

業種
2004年度
請求件数 認定件数
農業・林業・漁業・鉱業 5 0
製造業 104 33
建設業 44 20
運輸業 50 11
卸売・小売業 87 20
金融・保険業 31 4
教育、学習支援業 17 1
医療、福祉 52 20
情報通信業 17 1
飲食店、宿泊業 24 6
上記以外の事業 93 14
合計 524 130

職種別:

職種
2004年度
請求件数 認定件数
専門技術職 117 43
管理職 45 9
事務職 89 14
販売職 77 16
サービス 55 11
運輸・通信従事 40 12
技能職 89 24
その他 12 1
合計 524 130

 

年齢別:

年齢
2004年度
請求件数 認定件数
29歳以下 119 26
30〜39歳 189 53
40〜49歳 107 31
50〜59歳 86 16
60歳以上 23 4
合計 524 130
 

 

(一言コメント)
  労災申請、労災認定。 企業としては、避けて通りたいところ。
  そのためには、本人、上司、人事、家族など、
  関係する方々との円滑な連携が求められます。
  ただ、当事者同士では、上手く進められるものは、
  様々な感情が絡み、上手くいかなくなることも考えられます。
  では、どのような対応方法が考えられるのか?
  ご参考までに 休職・復職支援 のページをご覧ください。

 

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